戻ってきた日常

戻ってきた日常

Leica M10-P “Reporter”

 

「戻ってきた日常」というには、まだ少し気が早いのかもしれない。

緊急事態宣言が解除されて初めて、東京に戻ってきた。

そこは、それまでとあまり変わらないように見えたが、でも心なしか人の数が多くなっているようにも見えた。

 

エスカレーター

 

東京駅の京葉線地下ホームに降りて少し違和感を覚えた。

なんだろう…?

そう思った時、灯りのともった看板が目に入った。

そうか、このホームの売店、ずっと休業中だったね。

緊急事態宣言中は休業要請などの関係もあったのか、ずっと閉まっていたホームの売店が営業を再開していた。

もちろん、もし営業していても、人出が少ないのも手伝って“開店休業”状態だったかもしれない。

 

灯りがともった売店

 

普通に営業していたときには、この時間にこの店を利用している人はあまり見かけなかった気がするのだけれど、電車を待つ間の少しの時間ながめていると、ひっきりなしに利用客が出入りしていた。

みんなこの店の営業再開を心待ちにしていたかのように、次から次へと…。

こうして街は、ひとつ、ひとつ、元に戻っていくんだよね。

 

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