黒猫のタンゴ

黒猫のタンゴ

Leica M10-P “Reporter”

 

「黒猫のタンゴ」

その昔、そんなタイトルの曲が大流行したと聞いた。

今なら、クロネコといえば宅急便だけどね。

駅に向かう道すがら、よく見るクロネコと遭遇した。

よく会うと言いながら、ここ最近はあまり見ていなかったな。

そんなことを考えながら、久しぶりに会えたのでカメラを向けようとすると、いつもならそこでポーズをとるかのように見つめ返してくるクロネコくんが、今日はなぜか足早にその場を去って行こうとした。

ささっと、建物沿いに回り込み、いなくなったと思ったら、裏手の軒下にあるエアコンの室外機などが並んだスペースに入り込んでいた。

どこか虫の居所でも悪かったのかもしれない。

ネコだって、人間と一緒で、気分がいい日もあれば、そうじゃない日もあるんだよな。

きっと、色々あるんだよな…。

 

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