一つの時代の終わり

一つの時代の終わり

Leica M10-P “Reporter”

 

駅前のベンチに一人腰掛け、新聞を広げている男性。

よく見るとその新聞はスポーツ新聞だった。

そういえば最近、電車の中で新聞を読んでいる人を見かけなくなったな。

本を読んでいる人は目にするが、新聞を読んでいる人は、ほとんどと言っていいほど見なくなった気がする。

みんな覗き込んでいるのはスマートフォンやタブレット端末。

自分もそうだ…。

時代とともに技術は進歩し、生活様式も様変わりする。

情報伝達の手段もそうだろう。

その流れに乗り遅れ、飲み込まれ消えていった企業、そして産業もある。

時代は時間とともに流れ、変わってゆくものだから、その流れを見極められなかったものの末路は、いつの時代も決まっている。

“潮時”という言葉は、きっとこんな時に使うものなのだろう…。

 

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