Leica M10-P “Reporter”
人生には選択を迫られる時が、幾度となく訪れる。
自ら進んで選択する道もあれば、誰かから否応なしにその選択を迫られる時もあるだろう。
自分はこれまで、どうだったか?
幸い、誰かに選択を迫られた経験はなかったように思う。
つい最近のことだが「大変辛い選択をしてくれて…」的なことを言われた。
「この人は一体、何を言っているのだろう?」
その時の率直な感想だ。
特急電車
自分自身がもう一年以上前から決めていたことが、たまたま、自分を取り巻く状況の中で、そうした選択の意思表示をする時期に合致しただけのことなのだけれど…。
自分からすれば、周りが勝手に自分自身が設定していたのと同じタイミングで動き出しただけなのだけれど、まあ、このあたりは周りの人たちには関係ない話だから、こうした言葉が出てくるのだろう。
さらに付け加えるなら、自分にとっては最良のタイミングで周りが動き出してくれた。
だから「大変辛い…」などということはまったくなく、逆に「これはもしかしたら、自分のために、こんないいことをしてくれているのではないか?」と、本当にうれしく思えるような状況になっている。
自分のように気楽な状況の人ばかりではないだろうから、こんなことを言うと「不謹慎だ!」とお叱りを受けるかもしれないが、正直言ってこれから始まる未来にワクワクしている。
これからは、特急電車に乗るか、各駅停車に乗るか、そんなくだらない選択すら、楽しみでしかない(笑)