Leica SL2 & SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN Art
心を整える
そんなタイトルの本を出版したプロアスリートがいたように思う。
その本を読んだことがないので、残念ながら内容についてはわからないのだけれど、なぜかタイトルだけは覚えている。
そして、そのタイトルの「心を整える」が意味することが何なのか、しつこいようだが読んでいないので著者が伝えたかったこと、訴えたかったことという意味では、真意は知りようがないのだけれど、自分なりに勝手な解釈はしている。
京都の大原にある三千院を訪れた。
廊下を歩き大広間にたどり着き、そこから目に飛び込んだきた庭園を見たときに、この「心を整える」という言葉が突然、浮かんできた。
例えば座禅を組んだり、滝に打たれたりするような、何か修行じみた事をしなければ、この「心を整える」という作業ができないと思う人たちもいるだろう。
逆に実際にそうした事を体験すれば、本当にいろんなものから解放されたり、いろいろなことをリセットできたりするのか、自分にはわからない。
ただ、こうして自分自身が生活している場所を離れ、普段は目にすることのない景色を見るだけでも、もしかしたら「心を整える」ことはできるのではないのか?
ふと、そんな思いが頭の片隅をよぎった。
そして、なんとなくだけれど今の自分には、「心を整える」ことが必要なのかもしれないな…と、わけもなく思った。