Leica M10-P “Reporter”
夜遅くから降り続いた雨も、お昼頃にはあがっていたようだ。
午前中は部屋で動画の編集に没頭してたせいで、雨が上がったのには気づかなかった。
雨を降らせていた黒い雲を押し出すように、夏の代名詞と言える入道雲が遠くの空に姿を現していた。
夏の予感がする夕方、カメラを片手に近所を歩く。
沈んでゆく太陽の日差しも、夏を感じさせる強烈な光を放っていた。
歩道の横の街路樹には、誰かが忘れていった傘がぶら下がっていた。
このまま夏がやってくるといいな。