Leica M10-P “Reporter”
刺すような日差しが続く。
猛烈な暑さの中で、身体を射抜くような日差しによって、暑いという感覚を通り越し、どこか痛いといった感覚を覚える。
こんな日に外を歩くなんて正気の沙汰じゃないな。
そんな自虐的な気分になりながら、やるべきことを済ますために移動してきた。
もっと遅い時間、日が暮れてからでもと思ったけれど、それだと4連休の最終日ということもあり、電車も混み合うだろうと…。
どちらを取るかだ。
結果、混み合う電車や都会の雑踏を避けたせいで、こんな狂気に満ちた日差しと格闘することになったわけだ。
強烈な日差しが描き出す樹木の影を切り取りながら、これからしばらくは続くであろう夏の日々に思いを巡らせた。
嘆いていても仕方ない。
上手くアジャストしていかなければ…。