決戦の地

決戦の地

 

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東京オリンピックが開幕して、それまでのゴタゴタを払拭するような選手たちの活躍に日本中が盛り上がっている。

この日は千葉の生活拠点から近い一宮町の釣ケ崎海岸でサーフィンの決勝が行われるとのことで、せっかくだからと雰囲気だけでも間近に感じられればと思い、出かけてみた。

無観客での開催とはいえ海や砂浜を全て覆い隠すことはできないわけで、どこかからもしかしたら選手たちの激闘を見られるかもしれない。

 

 

そんなふうに思ってやってきたわけだけれど、自分と同じような気持ちでやってきたと思われる人々がそれなりにいた。

みなさん暑い中、律儀にマスクをしている。

これだけ広い場所なら密になることもないように思えたが、日本人だけでなく数人みかけた外国人もきちんとマスクを着用していて、観戦する人たちのマナーの良さになんとなくうれしくなった。

 

 

現場は会場を仕切るためのフェンスの数百メートル手前にさらにバリケートが設置されて、肉眼で選手の競技を見られるほどの距離には近づけなかったけれど、会場からのアナウンスも風に乗って流れてくるし、大型ビジョンに映し出される結果などもなんとか見ることができ、それなりに雰囲気を感じられた。

男子では日本の五十嵐カノア選手が決勝に進んでいたが、残念ながらブラジルのイタロ・フェヘイラ選手に敗れ銀メダルに終わった。

 

 

女子も都筑有夢路選手が銅メダルを獲得したが、きっと本人たちは自分の母国での開催で、さらにオリンピック競技には初めて選ばれた種目の初代チャンピオン=金メダルを目指していたのだろうから、素直に「おめでとう」と祝福していいものなのか、他人事とはいえちょっと複雑な気持ちだ…。

二人ともまだ若いから次のチャンスを目指して欲しいね。

 

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