ATMに行くためだけに…

ATMに行くためだけに…

Leica M10-P “Reporter”

 

もう30年近く前から、現金をできるだけ持ち歩かない、使わない、生活を心がけている。

1990年代に仕事で1年の半分以上をアメリカで過ごす生活をしていた。

当時アメリカは日本よりもキャッシュレス化が進んでいた。治安の悪さなどもあり、あまり高額の現金を持ち歩くのは危険だと言われていた。

 

ATMコーナー

 

また、日本の紙幣ほどドル紙幣の信頼性が高くなかったせいもあり、偽札をつかまされるのを警戒した商店側が、高額商品を購入する際、現金での決済を受け付けないケースが多くあった。

それで、日本ではまだまだ現金払いの方が多かった時代だったような気がするが、アメリカではもちろん日本国内でも、使えるところは全てクレジットカードを利用するようになった。

最近ではクレジットカードに加え交通系マネーやQRコード支払いなど、現金以外で支払うキャッシュレス化の波が日本にもやってきているが、それでもまだ現金でしか支払いができないものや場所もある。

こうした場合に備えて、仕方なくだがコンビニや街中にあるATMコーナーを利用することになる。

 

竹やぶの先に広がる青空

 

この日もWork from Home の合間に近所のATMコーナーまで現金を引き出すために散歩してきた。

これだけが目的の無理矢理な散歩で、現金を引き出す時には必ずと言っていいほど利用する散歩道だけれど、こんなことでもなければ部屋にこもりきりになってしまうしね(笑)

ATMコーナーのすぐ横にある竹やぶの先を見上げると、この日も雲ひとつないきれいな青空が一面に広がっていた。

そういえば、もう何年も銀行の窓口には行っていないな…。

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