Leica M10-P “Reporter”
昼食に近所のスーパーで握り寿司を買ってきた。
馴染みの寿司屋ならぬ馴染みのスーパーの持ち帰り寿司(笑)
毎月かなりの頻度で買ってくるのだけれど、なぜかというと理由は簡単で、ちゃんとした寿司屋の味に負けず劣らずの美味さだから…。
ネタの種類はそれほど多くはないけれど、どれも新鮮でコスパは相当高く、自分的にはかなりのお気に入り。
今回はせっかくだからと写真を撮ってみた。
こんな時にM型ライカを使うと、その最短撮影距離の関係でヨリの写真が取れないのだけれど…。
そういえば以前どこかの雑誌だったかネットの記事で、テーブルフォトの第一人者?を名乗る、または周りがそう言って持ち上げている写真家らしき人物が「自分の仕事では最短撮影距離の長いカメラやレンズは使えない」=「だからあそこのカメラはダメ!」的な発言をしていたのを見て、なにこれ?と思ったことがある。
どうやら、あそこのカメラ=M型ライカをディスっているようだった(笑)
そもそもテーブルフォトというジャンル自体がよくわからないけれど、その人の活動を見る限り、要するに“映える”料理やスイーツの“エモい”写真を撮ってインスタに載せることのようだった(この人の場合ね)。
それならば当然、最短撮影距離は短い方がいいわけで、マクロレンズなども必須なのだろう。
M型ライカの構造を考えれば、確かにそのような用途には向いていない。
もちろんその方は「自分の仕事には」(インスタに写真を載せるのが仕事かどうかは今はおいておいて)と、きちんと前置きをした上で語ってはいたけれど、それにしたって最短撮影距離だけを根拠に「あれができないからダメ」「これができるからイイ」というようにカメラを評価するのは、プロの写真家を名乗る者としてどうなのよ?と思ったわけ(笑)
「色々使ってみてコレに落ち着いた」というような表現ならば、まだわからないでもなかったのだけれど、どうやら使ったこともないのにカタログやそこらへんのカメラ雑誌に載っているデータだけをみて発言しているようだったので、ちょっとなぁ…と思った記憶がある。
カメラに限らず、どんなジャンルのどんな道具にも、それぞれ向き、不向きってものがあるわけで、特に仕事で使うとなれば、その適性を見抜いた上で使う機材を選ぶのは当然のこと。
そもそもライカは、そんなこと(失礼)のために生み出されたカメラじゃないからね。
そんなこと(失礼)にライカを使ってくれなくてイイから、他をあたってよねって感じなのだけれど(笑)
そういえば先日新たに発表されたレンズは、最短撮影距離が30センチという噂を耳にした。
事実かどうかは知らないけれど、他の焦点距離のレンズもそのうち全部、そんな感じで代替わりしていくのかな?
そうなるとまたお金がかかるワケですね(笑)