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幾何学模様の先

Leica M10-P “Reporter”

 

つい先日まで、しとしとと雨が降り続く鬱陶しい日々に辟易としていたら、梅雨が明けた途端、とんでもない暑さの夏がやってきた。

肌を刺すような強烈な日差しに外出することさえイヤになる毎日だ。

とはいえ、一日中部屋にこもっているわけにもいかず、近所の食堂やコンビニなどに無理やり用事を見つけて出かけている。

地下鉄の駅へと続く入り口の階段には、直接差し込んだ光とガラスに反射した光が交差して幾何学模様のコントラストを織りなしていた。

冬の弱々しい日差しだと、ここまではっきりとした模様は浮かび上がることはないだろう。

こんな強烈なコントラストを作り出すパワフルな日差しが、これから先どれくらい続くのだろうか…。

 

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