Leica M10-P “Reporter”
“平和の象徴”と呼ばれる鳩。
久しぶりにその姿を間近で見た気がする。
以前はこのあたりでも、もっと頻繁に多くの鳩を見ることができたように思うが、ここ最近、その数はめっきり減ったように思う。
地方によっては糞害を理由に「エサを与えるな」とか「駆除しよう」などといった物騒な言葉を聞くこともあったようだが、このあたりではそのような動きはなかったはず。
都市部がエサ不足で単にエサを求めて郊外に移動しているのか、それとも公園の大掛かりな再開発やビルの建て替え工事などで街の様子が変わることにより、彼らにとって住みにくい場所になってしまったのか、その理由は定かではないけれど、明らかに数自体が減っている印象だ。
“平和の象徴”と呼ばれているだけあって、その数自体が実際に世の中の平和の度合いを表しているのだとしたら、減少傾向にあるということ=だんだんと平和ではなくなっているということなのだろうか。
人間だけでなく鳩にとっても、住みづらい世の中になっているのかもしれない…。