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過ぎ去ってゆく時のかけら

Leica M10-P “Reporter”

 

つい先日、駐車場だった場所に囲いができたので何か建設されるのだろうと思っていたら、もうこんな高さにまでクレーンがせり上がっていた。

一体どれだけのスピードで街は変貌していくのだろう。

大規模な建設工事のスピードも、技術の進歩で一昔前に比べるとかなり速くなったと聞く。

そういった技術的な進歩云々の話ではなく、こうして「気がつくと…」というのが自分の周りですごく増えているような気がしてならない。

周りが変わってゆくスピードが速いのか、それとも自分自身が時間の流れについていけなくなっているのか…。

どちらにしたって、人間に与えられた時間には限りがある。

こうして街をぶらつきながら、その変わってゆく姿をカメラに収めるだけでなく、これからは自分自身の目にも焼き付けておこう。

 

LeicaViaggio

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