Leica M10-P “Reporter”
「もう一つの世界」
どこかで聞いた覚えのある言葉だ。
こうして毎日ブログを更新しながら、拙いながらも文章を書いていると、どこか似たようなことを知らず知らずのうちに書いていたり、それにタイトルをつけるとなると、こちらもまたいつか、どこかで聞いたような言葉を選んでしまう。
要するにネタ切れなんでしょ!? と言われれば、確かにそうかもしれないね(笑)
誰かに宣言したわけでもなんでもないけれど、毎日一枚写真を撮り、それに何かしらの言葉を添えてブログとして残しておこうと思ったものが、たまたまここまで続いている。
毎日やるなんて、そもそも誰もいっていないのだから、いつ辞めたっていいのだけれど、今はもう、ボケ防止に毎日続けているようなものだ(笑)
数年前から人気になっている調理器具を扱うメーカーのアンテナショップに行ってきた。
目当てのものは決まっていたのだけれど、せっかく近くにこんな場所があるのだから実際に手に取ってみようと思ったからだ。
そこは運河に面した通りにあった。
店内を抜けていくと運河のすぐそばに出られた。
風がほとんど吹いていなかったのと船舶が通ることもなかったおかげで、水面には対岸に並ぶ倉庫街が綺麗に反射して映し出されていた。
ただ倉庫が並んでいるだけの殺風景な街も、こうしてみると土手と水面を境に違ったもう一つの世界があるように見えた。
そして、油断しているとそちらの世界に引き込まれてしまいそう錯覚を覚えた。
もし、本当にそんな世界があるのなら、行ってみたい気もするけどね…。