2021年の終わりに

2021年の終わりに

Leica Q2 “Reporter”

 

正月の用意というほど大袈裟なものではないけれど、ちょっとしたお使いに出かけた。

その帰り道に名古屋の有名料理店の前に立つ人たちが目に入った。

お昼時には少し遅い時間だったが、自分のように買い物に出かけた人たちが遅めの昼食を取ろうと入店を待っているのだろうと思った。

しかし、よくみるとそのお店は営業していなかった。

店の前には、今日と明日は営業しない旨のお知らせが貼られていた。

今日は大晦日…。

このお店が毎年どうだったかは覚えていないけれど、例年元日はほとんどの店舗が休業しているが、大晦日は営業している店の方が多かったように思う。

もしかしたら近年のコロナ禍の影響で、営業する日を減らしている店や、年末も早めに休業する店が多いのかもしれない。

世間がコロナ禍に苦しまされている中、個人的には今年もなんとか無事に終えられることができそうだ。

事故はもちろん、病気をすることもなく元気に過ごせたことに感謝だ。

他人が聞けばきっと「大きな決断」と言われることなのかもしれないが、長年身を置いていた組織を離れた。

こちらは、確かに今年の出来事ではあるけれど、自分にとっては昨年から既に決めていたことだったので、特別な感情はわかなかった。

組織を離れてちょうど半年となる今日、一年の終わりを迎える。

今年の元日から、誰かに宣言するでもなく、ここにその日起きたことや、思ったことを簡単な文章にして、それに1枚の写真を添えて掲載するという作業を毎日続けてきた。

自分としたは“ボケ防止”にといった冗談半分の軽い気持ちで始めたことが、気づけば毎日続き、結局1年間一日も欠かすことなく続けられた。

子供の頃から飽きっぽい性格で、何をやっても長続きした覚えがない自分が、この歳になって1年間なにかを続けられるとは思ってもみなかった。

「継続は力なり」という言葉があるが、もしかしたらこれも何かの力になるのかもしれない。

予定通りというか当初の計画通り、あと1時間ほどで始まる新しい年から自分自身の次の身の振り方についてのさまざまなことをスタートさせる。

全身全霊をかけてとまでは言わないまでも、多くの時間をそこに集中して真剣に取り組まなければならないだろう。

当然これまでのように自由に使える時間も限られてくるから、このブログを毎日継続していく時間もなくなるかもしれない。

誰かの役に立つ情報などどこにも書いていないし、もしかしたら「そんなものは日記帳にでも書いておけ」と罵声を浴びされそうな内容ばかりだが、それでも一定数の方たちには読んでいただけていたようで、中には文章や写真についてお褒めいただくこともあった。

だから新しい年になっても、毎日とはいかなくても、できる範囲でここに書き残しておくつもりでいる。

このブログやSNSを通じて交流してくださったみなさん、大変お世話になりました。

それでは、みなさん良いお年を!

そして、来年もよろしくお願いいたします。

 

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