Leica Q2 “Reporter”
地下鉄の駅へと続く階段を降りようとしたら、すぐ目の前の道路を派手な絵が描かれたアドトラックが通り過ぎようとしていた。
女性向けの求人広告のようだったが、そこに描かれた絵を見れば、どんな仕事の募集なのかは、なんとなくだが想像がついた。
コロナ禍に喘ぐ街も、そうした仕事だけは活況なのか…。
もしかすると、この業種も御多分に洩れず客足は遠のき、お店自体は減ったりしているのかもしれないけれど、これだけ大々的に求人をしているところを見る限り働き手には困っているのだろう。
もともと他業種で働いていたが、コロナ化の影響で職にあぶれた女性たちへ向けてのメッセージなのかもしれない。
昔から、生活に困って、そうした業界へ足を踏み入れてしまう女性も多いと聞く。
派手な広告に目を奪われて手を挙げると、その先には大きな闇が待っている。
そんなふうに考えるのは、大袈裟すぎるのかもしれないが…。