Leica M10-P “Reporter”
新しいカメラを手に入れた。
それに合わせてというわけではないのだけれど、同じタイミングで新しく発売されたレンズも運良く買うことができた。
“ファーストショット”はなににしようか?
新しいカメラやレンズを買うと、そんなことを真面目に考える人たちがいるらしい。
その対象は大切な家族や恋人、かわいいペットや愛車だったりと、人それぞれのようだが、毎回まず最初の一コマを何にするか決めている人がいたり、またはなににしようか真剣に考えてからシャッターを切る人たちがいるそうだ。
残念ながら自分にはそんな趣味はない(笑)
毎年のようにカメラもレンズを何台も購入する自分にとっては、これまでそんな考えに至ったことはなかったように思う。
今回もそうだ。
いつものようにデジタルカメラなら、まずはバッテリーの充電、そして各種セッティング。それからレンズを装着して、適当に身の回りのものを撮影する。
今回はカメラもレンズも名古屋の部屋で受け取った。
だから出かけるついでに、たまたま名古屋でのアシにしている FIAT500 をぐるっと一回りして撮ってみた。
実はこの車、いつも新しいカメラやレンズを買うたびに、それぞれのファーストショットではないにしろ必ず撮影している。
だから、後からそれぞれで撮った写真を見比べて、自分の中でちょっとした違いや発見をするための、いい“ものさし”になっている。
特に意図したわけでもなければ、自分の中かで狙っているわけでもないのだけれど、なんだかんだ言っても、いつも同じように撮影しているわけだから、いうなれば“専属モデル”的な位置づけなのかもしれない…。