Leica M10-P “Reporter”
Work from Home の合間に休憩がてら近所の桜並木まで歩いてきた。
近所と言いながら実は、この桜並木を歩くのは今回が初めて…。
桜の向こうに沈む夕日
この場所に拠点を構えてから、もう、かなり長い時間が経つけれど、いつも車で通り過ぎるばかりで、ゆっくりと桜を眺めたことなどなかった。
あいにくの曇り空で、綺麗な青空とピンクの桜の見事なコントラスト! とはならなかったけれど、桜の花自体は綺麗に咲き誇っていた。
桜の向こうで出番を待つ新車たち
商業団地とでもいうのだろうか、大手スーパーやホームセンターの物流倉庫、自動車メーカーの出荷を待つ新車のストックヤードなどがある場所で、あまり人気はない。
すぐそばの幹線道路から外れて結構な急坂になっているのも手伝ってか、普段から散歩をしている人を見かけることもほとんどない。
「満開」とまでは言えないのかも知れないけれど、それでももう蕾よりも開いた花の方が多かったように見えた。
はだかの桜
綺麗に並んだ桜並木の中に、なぜか一本だけまったく花が咲いていない木があった。
何かの病気にでもなったのだろうか、枝先は切り落とされて、身ぐるみ剥がされたような格好で、仲間外れにされたようにも見えるその木だけが、寂しそうにポツンと佇んでいた。
この木が再び花を咲かせることはあるのだろうか…。
もしかしたら、もうその役目を終えてしまったのかもしれない…。
また来年の春、見にくるか。