身近な世界に目を向けるということ

身近な世界に目を向けるということ

Leica SL2 & SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN Art

 

そんなに大袈裟なことではない。

ただカメラをぶら下げて、家の周りをぶらぶらするだけのことだ。

しかし、今になって思い返してみると、そんな近所の写真はほとんど残っていなかった。

実際には、残っていないというよりも、そもそもこれまでは撮っていなかったということだ。

 

街灯

 

昨年来の新型コロナウイルスの流行により、仕事は自宅でのリモートワークが増え、休日も遠出を控えるようになったせいで、当然のことながら在宅時間が極端に増えた。

そして、運動不足解消のために勤務が始まる前や、勤務を終えた夕方の時間に始めた“散歩”という習慣が、身についてきた。

その際には必ずカメラをぶら下げて、目につくものを適当に撮ってみる。

これまでには気づかなかったものや、場所、これまではきっと撮らなかったであろう、木々や花々も目に飛び込んでくる。

するとどうだろう、プライベートで撮影した写真のほとんどを近所で撮ったものが占めるようになった。

自分で言うのもなんだが、なかなか良いものもあるような気がするし、何よりも、多くの新しい発見があったように思う。

 

バス

 

今日も、同じようにカメラをぶら下げて歩いている人と出会った。

以前も書いたが、外出自粛などでどこにも出かけられないから「写真を撮りに行けない」とSNSなどで嘆いている人たちがいるが、そんなことはない。

写真なんて、どこにいようが、どこでだって撮れるよ。

もっと、身近な世界に目を向けるのも、いいんじゃないか…。

 

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