くまモンのライカ C-LUX
どこにでもありそうな田んぼには、すでに苗が植えられていた。
苗というよりは、もう植えられてからそれなりの時間がたち、少しばかり背丈が伸びている感じだ。
これから収穫を迎える秋まで、どんどんと大きくなり稲穂をつけるのだろう。
毎年、毎年、同じ時期に植えられて、そして秋になると刈り取られる。
その繰り返しを、きっともう何十年という長い年月、この水田の持ち主は繰り返しているのだろう。
毎年繰り返すと言っても、それは簡単な単純作業などではなく、その年ごとに天候やさまざまな状況に左右されるのだろうから、きっと素人にはわからないような創意工夫をしていることだろう。
何かを育て上げるというのは大変なことだ。
農作物に限らず、どんな仕事も、何かの事業だってそうだ。
そして、それに関わる“人”を育てるのが、きっと一番大変なのではないだろうか…。