風向きを知るということ

風向きを知るということ

Leica SL2 & SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN Art

 

人生において“風向き”を風向計や吹き流しのようなものを使って知ることはできないだろう。

長い人生の中で、特に組織に身を置く間は、周りの“風向き”に左右されたり、大きな影響を受けることがあるだろう。

自分の周りにも、やたらと「風向きが悪い」とか、「自分はいま逆風にさらされています」などと言った言葉で、自身が置かれた立場を表現する後輩がいた。

その“風向き”の悪さが、全て自分の日頃の行いが招いているということに気づかずにだ…。

要するに、こういう人たちは、自分の身に何か起こると、その全ての責任は周りのせいで、自分自身にはなんの非もなかったと思っている身勝手で自己中心的な思考しか持ち合わせていないのだ。

これでは何も成長しないし、当然のことだけれど、周りの評価も得られないだろう。

こうして、何も変わらないまま、人生の大半を過ごしてしまうことになる。

そして気づけば、組織からは必要とされない人材になっていたりする。

本当に“風向き”を知りたいのなら、それまでの自分自身の言動、振る舞い、といったものをもっと謙虚に振り返ってみるべきなんだよね。

 

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