いい道具の条件

いい道具の条件

くまモンのライカ C-LUX

 

約20年ぶりに引っ張り出してきたキャンプ道具。

マイブームというわけではなかったのだけれど、20年以上前の数年間、毎年のように休みがあればキャンプに出かけていた時期に一通り揃えたものだ。

それから、すでに20年ほどが経っている。

何かきっかけがあったわけではないのだけれど、ある時を境にキャンプには行かなくなった。

以来、20年ほどの間、なんの手入れもしないでほったらかしにされていた道具たち。

最近、久しぶりにキャンプに行ってみようという気になって、引っ張り出してきたわけだ。

コールマンのガソリン式バーナーは、燃料キャップのフタを開けるとほのかにホワイトガソリンの匂いが漂ってきた。

新しい燃料を調達し、バルブを開き、ポンプを押して、と昔覚えた一連の作業を続け、火をつけてやると昔と変わらない見事な火力を発揮してくれた。

20年もの間、手入れもされず放置されていたとは思えないほどの、強烈な火力に少し驚かされた。

もしかしたら本来の性能をフルには発揮できていないのかもしれないけれど、それでもその道具が担う分野で最低限の仕事はできる。

きっと、これが、いい道具というものなのだろう。

さて、こいつを持ってどこに出かけようか…。

 

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