Leica M10-P “Reporter”
人生には、長く日常的に続いてきたことや、続けてきたことが、ある日突然終わりを迎えることがある。
自分自身からすると、どうってことないことでも、他人から見るとすごく重大なことだったりするようだ。
もちろん、その逆もある。
それは、例えば仕事や事業とか、家庭生活といったものから、単なる個人の趣味に過ぎないようなものまで多種多様だ。
人間の人生などよりも遥かに時間的なスパンが長い、企業や団体の歴史、さらに国の歴史などだと、同じようなことが繰り返される場合もあれば、終焉を迎えて二度と目にすることがなくなるものもあるだろう。
そうしたものと比べれば、一人の人間の人生なんて、ちっぽけで儚いものだ。
いつ終わりが来るかなんて誰にもわからない。
今この時間を精一杯大切に生きよう!
なんて、そんなことをもし心に誓ったところで、みんな、そんなことはすぐに忘れてしまうのだろう…。
今の自分には、時間は持て余すほどある。
この時間を何に、どうやって、どのように使って生きていくのか…。
まずは目の前にあるものから片付けていこう。