Leica M10-P “Reporter”
久しぶりにアクアラインを利用した。
特に珍しいわけではないのだけれど、すでに運転を始めてから2時間が過ぎていたこともあり、休憩がてら海ほたるに寄った。
神奈川の川崎側から海底トンネルを通り、千葉の木更津に向けて架かる橋とのつなぎ目と言えばいいのだろうか、ここを境に道路は海底と海上を交差することになる。
東京湾のど真ん中に作られた海ほたるは、どこか巨大な要塞のような雰囲気がある。
この海ほたるもだが、川崎側の海底トンネルも木更津側の海上大橋も、そもそも作ったのは人間の技術と力だ。
こうした巨大建造物を見るたびに、人間の力も大したものだなと思う。
一方、自然災害で多くの人命が奪われるたびに、自然の前では人間の力などちっぽけなものなのだと痛感させられる。
人類の持つ力をもっと上手く使うことができていれば、これまで災害によって奪われた人命も救われていたかもしれない。
これからは、力の使い所をもっともっと真剣に考えるべきなのではないだろうか…。