Leica M10-P “Reporter”
今日もまた暑い1日だった。
強烈な日差しが作り出す影が、街のあちこちに作り出される。
樹木の影が白いシャッターに映し出されていた。
その影は樹木の幹だけでなく、針葉樹の葉の細い一本までも、緻密に描き出しているように見えた。
その強烈なコントラストが、夏の鮮明な記憶として脳裏に焼き付けられてゆくようだ。
子供の頃の記憶として、思い出されるのは夏ばかり。
冬の記憶があまり残っていないのは、もしかしたら、こんなことが理由なのかもしれないな…。