誰もいない冬の散歩道

誰もいない冬の散歩道

Leica SL2 & SIGMA 45mm F2.8 DG DN

 

非常事態宣言が発令されて初めての休日。

せっかくの休日なのだが、寒いのも手伝ってお昼過ぎまで家の中にこもっていた。

非常事態宣言中だからと必要以上に意識することはないわけで、つとめて家にいるようにしているつもりはなのだけれど、それはもしかしたらほかの人も考えることは同じなのかもしれない。

近所の公園まで Leica SL2 をぶら下げて歩いてきたが、すれ違う人はほんの数人。いつもなら子供たちが元気に遊び、犬の散歩に訪れる人たちも多くいる公園も、人影はまばらだった。

自宅から公園までの道すがら、道路に目をやると、街路樹の影が長く伸びていた。午後3時を回った頃だったが、太陽がもうかなり低い位置まで下がってきているせいで、それほど高くはない木々の影が、道路にすうーっと線を引くように長く、長く伸びている。

道路に描かれた木々の影と白線のコントラストを捉えようとカメラを構えたら、ファインダーの中を赤い車が1台サッと横切って行った。

そういえば、この道、いつもはもっと交通量が多いよな、なんて考えながら、あわててシャッターを切った…。

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