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今年まだ見ぬ沖縄に想いを馳せて

Leica SL2 & SIGMA 45mm F2.8 DG DN

 

昨年は、沖縄をこれまでにないくらいの回数、訪れた。

今年も緊急事態宣言がなければ、年明け早々に行く予定だったが、残念ながら叶わず…。

2月になってからも今年の前半は、ほぼ毎月のように沖縄に行く予定だったのだが、こちらの予定も全て白紙に戻ってしまった。

コロナ禍の現在、他にもっともっと大変な思いをしている方たちがいらっしゃることだろう。そんな方たちに比べれば、大した問題ではない。

実はここだけの話だが(といって、あちこちで話しているのだが)、いま自分がいる組織は55歳で役職定年を迎える。もちろん60歳の定年までは働けるのだが、役職定年を機に綺麗さっぱり会社員生活から足を洗い、元気で体が動くうちに自分のやりたいことに取り組んでみたいと考えている。

そして、それと同時に東南アジアのどこか、例えばバンコクかクアラルンプールあたりに生活の拠点を移そうと考えていた。

一昨年はバンコクの他にシンガポールやホーチミンなども含め、候補となる街を観光がてら訪れたのだが、昨年はコロナ禍の影響で、その他の候補地として考えていた街へは行くことができない状況になってしまった。

そこで目をつけたのが沖縄だ。

もちろん、偶然、本当にたまたまなのだが、昨年は仕事で沖縄を訪れる機会が多くあり、そこで出会った人や街のあたたかさに触れ「これは東南アジアの言葉の通じない国に行くより、沖縄の方が暮らしやすいのではないか」と思うようになった。

仕事の合間を縫って、沖縄本島のいろいろな街を見て回った。

特に「ここだ!」 と、思えるような場所はまだ見つけられていないのだが、逆にそれほど大きくない島だから、気ままにあちこちを点々とするのもいいような気もしている。

その行く先々で喉を潤すために口にしたのがオリオンビールだ。

特別オリオンが好きなわけだはないのだが、初めて沖縄を訪れた30年ほど前だろうか、その頃から沖縄に行くと必ずビールはオリオンだった。

街中の食堂やレストラン、コンビニやスーパーなどでも本土と同じキリンやアサヒといったビールも手に入るのだが、やはり沖縄ではオリオンなのだ。

昨年末、特にどことは決めることなく、どこかの街にふるさと納税をしようと思いたち、その専門さいとをみていると偶然、沖縄県内のある自治体の返礼品に、このオリオンビールがあるのを見つけ、即決でその自治体への寄付を決めた。

そして今日、その返礼品がやってきた。

来月以降もどんな状況になるかわからないけれど、今夜はこのオリオンビールを飲みながら、昨年撮影した沖縄の写真や映像を見ながら、今年まだ見ぬ沖縄を感じることにしよう。

LeicaViaggio

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