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雨の日曜日

くまモンのライカ C-LUX

 

前夜の天気予報では、都内でも雪が降るとの予報だったが、朝起きて窓の外を見てみると道路が濡れていたが雪は確認できなかった。

外に出ると、ほんの少しだが雨が降っていた。

車を少し走らせて写真を撮りに行こうと思っていた場所があったのだが、雨なのでまたの機会にした。

今年に入ってから毎日持ち歩いている LEICA SL2 と LEICA M6 にもフィルムをつめこんで用意していたのだけれど…。

M6 には LEICAVIT Mも装着して撮る気満々(笑)だったのだけれど、せっかくなら天気がいい日のほうがふさわしい気がする場所だったしね。

それにしても、毎日持ち歩いてるカメラやレンズって、知らないうちに汚れているものなんだなと、この写真を見てあらためて思った。

雨の日には、カメラとレンズを磨いてやるのもいいかもしれない(笑)

話は変わるが、フィルム代、高くなったよね。そして、現像代も…。

ここ数年のブームでフィルムカメラを買ってフィルム撮影を楽しむ人が増えたとはいえ、それは所詮、趣味のレベル。

デジタルカメラ誕生前、一般の人々が記念撮影でフィルムを使うのはもちろんだが、生産されるフィルムのほとんどをネガフィルムは新聞社などの報道関係、ポジフィルムが広告業界と雑誌・出版関係で消費されているといわれていた。これらに加えて映画もフィルムを使って製作されていたわけだが、今はもう、一部をのぞき、これらの業界のほとんどがデジタルに置き換わっているわけだ。

やはり、そんな時代に比べれば、現在のほんの一部の趣味レベルでの消費量など比べ物にならない数字だろう。

フィルムの製造販売で企業が成り立つ時代ではなくなっているということだ。これでは、フィルム価格が高騰したり、販売されるフィルムの種類が減っていったり、さらにはその業種から撤退する企業が出てくるのは仕方のないことなのだろうけど、フィルムカメラで写真を始めたものとしては、やはりどこか寂しい気持ちにさせられる。

たぶん、なんの解決策にもならないのだろうけど、次のよく晴れた日には、フィルムカメラだけを持って出かけてみるかな…。

LeicaViaggio

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