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スープカレーの街

Leica Q2 “Reporter”

 

札幌といえば「スープカレー」らしい。

“らしい”というのは、これまで幾度となく訪れた街ではあるが、そしてもうかなり昔からそれがブームになり、やがてこの街の名物になっているというのは知っていたが、実はこれまで一度として口にしたことがなかったからだ。

これまでは夏の暑い時期に訪れることが多く、そのせいで暑い中カレーを食べようという気にならなかったのが、これまでここ札幌で食べたことがなかった原因の一つで、カレー自体は好物なのだ。

この時期は、外は日中でも氷点下が続く。

こんな時にならカレーを、そして「スープカレー」を食べてみるのも悪くないだろう。

そう思い、ホテルで何軒かのスープカレー店を紹介してもらった。

結果的にホテルから歩いて一番近い店に入ったのだが、これがなかなか悪くなかった。

というか、かなり良かった。

 

 

「スープカレー」というくらいだから、通常のカレーとは違い当たり前のことだが、カレーの部分はルーというよりはスープなわけだ。

そのスープが、なぜだかいつものルーを食べるのより、そこはやはりスープだからなのか体がすごく暖まる気がした。

孤独のグルメの井之頭五郎がつぶやきそうな名言は出てこないが、とにかくイイ。

それ以外に言葉は出てこない語彙力のなさ(笑)

街一面が銀世界、氷点下の世界でも、この「スープカレー」さえあればやっていけそうな気がする。

とにかく、そんな感じで「ジンギスカンばかり食べてる場合じゃないぞ」という気にさせられた。

まだまだ他にも多くの店がある。

またひとつ、冬の札幌の楽しみが増えたな…。

 

LeicaViaggio

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