Leica M-E Typ240
業務のために滞在している街でも、なにもしない日がある。
まさに今日が、そんな日だった。
そんな日には、もちろんカメラをぶら下げて街を歩く。
双子のプロパンガス
よく晴れてはいたが、風が強く寒さはそれなりだった。
広い通りから一つ入った小さな路地で鳥居を見つけた。
鳥居を飛び越えるカラス
鳥居の奥をのぞいてみようと進んでいくと、たまたま、すぐそばをエサを求めて歩いていたカラスが、突然現れた人影に驚いたのか、逃げるように飛び立っていった。
強い風に逆らい、鳥居の上をヒョイと越えていき、あっという間にどこかに姿を消した。
若いころは、さっきのカラスのようにフットワークよかったよな、なんて思いがふと浮かんできた…。