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傘の花が咲く頃

Leica SL2 & SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN Art

 

梅雨とは思えない好天に恵まれた。

最後の現場仕事を終えて、気分転換を兼ねて京都までドライブしてきた。

この時期、雨に降られるのが当然と覚悟していたのだけれど、予想に反して一粒の雨にも降られることなく、気分よく休日を過ごさせてもらえた。

特に雨が嫌いなわけではない。

雨が降ると「写真を撮りに行けない」とか「写真が撮れない」などという言い訳じみたことをおっしゃる“自称”写真家の方々を多く見かける。

これは外出を自粛しなければならなかった時期に、同じように「写真を撮りに行けない」とか「写真が撮れない」と嘆いていた方々とも共通する。

 

 

 

自分自身が“画”を見つけたり、“画”を作ったりする能力がないことを自ら披露しているに過ぎない。

雨が降れば降ったときなりの写真の撮り方があるだろう。

雨が降ったときにしか撮れない写真もあるはずだ。

逆に、雨が降っていなくても、後々見返したときに雨が降る時期に撮られた、または撮った写真だな、と思わせるような写真の撮り方もあるだろう。

要するに、どんな時だって、どんな場所にいたって、自分自身が少し頭をひねれば写真なんて、どこでだって撮れるんじゃないかな。

そうやって、自分の身近なものにもっと目を向けて、楽しんでみようよ。

 

LeicaViaggio

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