Leica Q2 “Reporter”
さて今年もお伊勢参りだ。
初詣のつもりで訪れたけれど、1月ももう終わろうとしている。
そんな中、きっと自分と同じように人混みを避け、あえてこの時期を選んで訪れたのだろうと思われる人々も…。
もう初詣の時期ではないから人出も少ない、というわけではなさそうだった。
そもそも、ここ伊勢神宮は初詣とかそんな季節柄の行事に関係なく、年がら年中、全国各地から多くの人が詰め掛ける場所なのだから、この人の少なさは異常事態のはずだ。
自分自身、それほど信心深いわけでもないし、初詣なんて忘れている年だってあるくらいなのだけれど、ここ数年、珍しく毎年のようにここ伊勢神宮を初詣として参拝している。
どうした気のむきようなのか、自分でもわからないけれど、数年前に訪れた際に、何かちょっと違うものを感じた。
それが何なのか、言葉ではうまく表現できないけれど、とにかくこの場所が少しだけ特別な気がするようになった。
名古屋からなら…といえばそうだが、まあそれでもそれなりの距離がある場所だけれど、ここに行くとなるとなぜか運転などの移動も、それほど億劫には感じられない。
参拝して、何か特別なことをお願いするわけでもないのだけれど、ここに来たという事実だけで、その先の日々がただ穏やかに過ごせるような気になっているのは事実だ。
歳をとった証拠なのかもしれないね…。
大好きな「赤福」をいただくのも楽しみなのだけれど、もちろんそれだけではない“なにか”があるのではないかと、今年も感じることができたような気がする…。
って、結局、あったのなかったの、感じたの感じなかったの、いったいどっちなのよ(笑)
そんなことはさておき、それにしても Leica Q2 “Reporter” の表現力すごくいいね。
「赤福」のあんこの表面の艶感や、ボケ足ながらお茶から昇り立つ湯気の質感なんて、なかなか出せないよね。
レンズの描写力なのか画像エンジンのおかげなのか、どちらにしてもいい買い物したな(笑)