Categories: Nara

もうひとつの都

Leica SL2

 

奈良といえば、多くの人が思い浮かべるのは大仏かシカだろう。

車を降りて歩き出した途端にシカの群れと遭遇した。

ここでは当たり前の光景だ。

 

 

東大寺の大仏も、当たり前だが、その大きさはそのままで、いつものようにその荘厳な雰囲気を放っていた。

もう何年前になるだろうか、新型コロナウイルスが流行し始めたころに、この場所を訪れた。

その昔、疫病が流行った際にその終息を願い建立されたはずの大仏を見て「もしかしたら、もう大仏建立しかないのではないか…」と、そんなふうに考えていたのを思い出した。

今の状況と似ていたのかも知れない時代に、人々の心の支えとなっていたはずの大仏も、それから何百年という月日が過ぎてまた同じような状況が訪れるとは思ってもいなかっただろう。

 

酒と泪と男と珈琲

 

春日大社の灯籠に隠れるシカ

 

黄金色の風鐸

 

青銅色の風鐸

 

薬師寺側の踏切

 

LeicaViaggio

Recent Posts

街の主役に挑む

Leica M10-P “Re…

3年 ago

静寂を打ち破るもの

Leica M10-P “Re…

3年 ago

別れのとき

FUJIFILM X-Pro3…

3年 ago

誰もいない…

FUJIFILM X-Pro3…

3年 ago

島の日常

FUJIFILM X-Pro3…

3年 ago