陶器の神社と特急列車

陶器の神社と特急列車

Leica SL2

 

長崎から福岡へと車を走らせる途中で高速を降り、焼き物の街を巡った。

長崎県の伊佐見町から北側に隣接する佐賀県の有田、伊万里、そして唐津と焼き物で有名な街が並ぶエリアを通って福岡に向かうことにした。

特に陶器に興味があるわけではないのだけれど、普段なら高速道路を使いすっ飛ばしてしまうエリアだから、この際だし…くらいの軽い気持ちで高速のインターチェンジを降りた。

休憩がてら立ち寄った陶器店で、陶器で作った狛犬や鳥居がある神社の存在を知った。

場所を確認するとまさに通り道だった。

陶器には興味はなくても、陶器製の鳥居や狛犬がどんなものなのか見てみたい気もする。

というわけで行ってきました。

佐賀県有田町の「陶山神社」(すえやまじんじゃ)。

到着して驚いたのは、陶器製の鳥居でも、狛犬でもなく、「もうこれは境内と言ってもいいんじゃない」というほど神社のすぐ横を走るJR佐世保線。

 

Leica M10-P “Reporter”

 

そして、境内の入り口に立つ鳥居(こちらは普通の石でできていましたが)へと続く参道を横切る線路と踏切。

この踏切、遮断機はなく列車が近づくと、カン、カン、カンと警報音が鳴るだけ…。

境内の鳥居側から踏切を見ると、遮断機がないせいか、神社の中を列車が通過しているようにも見える。

鉄道写真を撮る方たちには有名な場所なのだろうか。

こんな面白い場所があるなんて(笑)

 

 

さらに、境内には大きな銀杏の木があり、ちょうど見頃を迎えた真っ黄色の葉と、よく晴れて澄み渡った青空のコントラスがきれいだった。

まったく予定になかった場所だっただけに、何かすごく得した気分になれた(笑)

高速道路をぶっ飛ばすだけじゃなく、こうして下道をチンタラ走る旅も悪くないね。

 

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