花屋の店先

花屋の店先

Sony α7R4

 

「花屋の店先…」という歌詞で始まる有名な歌があったが、その歌に出てくる光景とはちょっと違う。

開店前の花屋。

シャッターが閉じられた店の前には、配送されてきた生花が並んでいた。

開店時間までは、まだ数時間はあろうかという朝の時間帯。

 

ガーベラ

 

多分毎日、同じことが繰り返されているのだと思うのだけれど、並んだ花に目をくれることなく人々が行き過ぎていく。

お店のスタッフは、まだ来ていないし、それらの花を見張っている人もいない。

きっとどこかの国なら、ここに並んだ花は跡形もなくどこかへ持ち去られてしまうことだろう。

 

開店を待つ花

 

ここは、日本最大のターミナル駅・新宿。

これだけ多くの人が行き交っても、誰一人その花を持ち去るものはいない。

きっと日本の国民性が、こんな配送スタイルを成り立たせているのだろう…。

 

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